エンタープライズのアクセス制御のもとで安全にAIを導入できるAI拡張パッケージです。自然言語によるデータ分析から、サーバーやKubernetesの運用まで幅広く対応します。
エンタープライズ向けデータセキュリティおよびAIプラットフォームソリューションを提供するQueryPie(CEO:Inseo Hwang)は本日、Access Control Platform(ACP)にAI機能を統合する拡張パッケージ「AI Pack」の提供開始を発表しました。
従来のアクセス制御ソリューションは、承認ワークフローや監査ログを備えつつ、主にエンタープライズシステムへのユーザーアクセス管理に重点を置いてきました。しかし、企業でAIの活用がデータ分析や運用業務へと広がるにつれ、AIによるエンタープライズシステムへのアクセスも、人間のユーザーと同じセキュリティポリシーおよびアクセス制御の枠組みの中で管理する必要性が高まっています。
AI Packは、QueryPieのAccess Control PlatformにAI機能をシームレスに統合することで、このニーズに応えます。
QueryPie上では、ユーザーはAI Chatと対話し、自然言語でデータの検索や分析を行えます。SQLを記述する代わりに、「過去3か月間の顧客利用傾向を分析して」や「最も高い成長を遂げたサービスはどれですか?」といった質問を入力するだけで済みます。AIは、ユーザーに閲覧権限のあるスキーマ、テーブル、カラムなどのデータベース構造を理解したうえで、適切なクエリを自動生成・実行します。これにより、ユーザーはデータベースのスキーマやSQLを意識することなく、必要な情報を取得できます。
AIが生成したすべてのクエリは、QueryPieの既存のアクセス制御ポリシーに従って実行されます。結果は表形式に加え、チャートやグラフなどの可視化形式でも提示されます。さらにAIは、結果の要約、主要な傾向や異常の特定、意思決定を支援するインサイトの提示まで行います。
また、AI Packはデータベースにとどまらず、インフラ運用にもAI機能を拡張します。ユーザーは自然言語を使って、サーバーの状態確認、KubernetesのPodやClusterの調査、ログやアクセス履歴の分析などを行えます。これにより、運用担当者は複数の管理コンソールやツールを手動で操作することなく、運用に必要な情報を迅速に得られます。
さらにAI Packは、QueryPieのアクセス制御機能をModel Context Protocol(MCP)サービスとして提供します。これにより、組織はClaude、Cursor、社内AIエージェントなど、さまざまなAI環境でQueryPieのセキュリティ機能とアクセス制御機能を活用できるようになります。
MCPを通じて、AIエージェントはデータベース照会、サーバー情報の取得、アクセス権限の申請、監査ログの確認といったタスクを実行できます。AIによるすべての操作は、引き続き組織の既存のアクセス制御ポリシーに従います。
たとえば、AIエージェントがデータベースを照会する場合でも、ユーザーに閲覧権限のないデータへはアクセスできません。追加承認が必要な操作は、組織の既存の承認ワークフローに従う必要があります。さらに、すべてのリクエストと実行結果は監査ログに記録され、完全なトレーサビリティが確保されます。
既存のアクセス制御と監査ポリシーを維持したままAIの活用範囲を広げることで、企業はガバナンスやセキュリティを損なうことなく、AI利用を安全に拡大できます。
AI Packにより、QueryPieは従来の特権管理を超え、Access Control Platformを包括的なAI駆動型エンタープライズ運用プラットフォームへ進化させていく方針です。ユーザーは、既存のセキュリティポリシーのもとでデータを安全に取得・分析でき、管理者はAIの支援を受けながらサーバーやKubernetes環境をより効率的に運用できます。また、組織は外部のAIエージェントを統合する場合でも、アクセス権限、承認ワークフロー、監査ログを一元的に管理できます。
「企業がAIをより広く導入するにつれて、AI自体も既存のセキュリティポリシーとアクセス制御フレームワークの中で動作しなければなりません。ACP AI Packにより、組織はアクセス制御プラットフォーム上でAIを安全に活用できるようになります」
— QueryPie CEO Inseo Hwang
「AIの進化に伴い、これまで人が担ってきたデータ取得や運用タスクの多くは、AIによって支援され、あるいは完全にAIが実行するようになると考えています。QueryPieは、AIとエンタープライズアクセス制御を組み合わせることでプラットフォームを進化させ続け、顧客が生産性とセキュリティを同時に高められるよう支援していきます」
QueryPieについて
QueryPie AIは2016年にシリコンバレーで設立された、クラウド環境とオンプレミス環境の双方に最適化されたデータおよびシステムアクセス制御ソリューションを提供するエンタープライズセキュリティ企業です。
2020年6月、QueryPieはKakao、NAVER、そのほか主要テクノロジー企業での経験を持つエンジニアや業界専門家によって開発されたAccess Control Platform(ACP)を正式にローンチしました。以来、ACPはエンタープライズデータ、インフラ、業務システム全体のアクセス制御と監査を管理する包括的なプラットフォームへと進化してきました。近年ではAI機能を備えたプラットフォームへと拡張し、組織が統合セキュリティフレームワークのもとでアクセス制御、承認ワークフロー、監査、機密データ保護を一貫して適用しながら、AIツールやAIエージェントを導入できるようにしています。
また、QueryPieはAIプラットフォームの立ち上げにより、エンタープライズAIプラットフォーム市場へも事業を拡大しました。このプラットフォームは、AIエージェントをあらゆるエンタープライズSaaSアプリケーション、データソース、社内システムに接続し、高度なワークフロー自動化とエンタープライズAI変革(AX)を実現します。プラットフォームには、QueryPieが開発・運用するAIアプリケーションも含まれており、たとえばリアルタイムAI通訳サービス「Lingo」や、社内データをドキュメント、レポート、プレゼンテーションなど、ビジネスにすぐ活用できるコンテンツへ変換する「NotePie」があります。
QueryPie AIは、SOC 2 Type II、CSA STAR、PCI DSS、ISO/IEC 27001、ISMS-Pなど、国際的に認知されたセキュリティ認証およびコンプライアンス基準に支えられた、信頼性の高いエンタープライズ向けセキュリティプラットフォームを提供しています。
同社は、Y Combinator、Salesforce、ソフトバンクグループ傘下のZ Venture Capitalなどのグローバル投資家から3,600万ドルを調達しました。現在、韓国のユニコーン企業の約80%がQueryPie AIを利用しており、日本、米国、東南アジアを中心にグローバル展開を加速しています。
メディアのお問い合わせ
- チーム: QueryPie PR Team
- メールアドレス: pr@querypie.com
- ウェブサイト: https://www.querypie.com